ヨナグニウマについて


ヨナグニウマとは

ヨナグニウマの生まれ故郷は、日本の最西端に位置する沖縄県の与那国島。この島は一番近い石垣島からも120kmの距離があり、その遠さからか固有の生き物も多数生息しています。

 

ヨナグニウマもその一つ。中央から遠く離れた場所に生きていたヨナグニウマは洋種馬との交配による改良・大型化を逃れ、昔からの姿かたちと性質がそのまま保たれてきました。モータリゼーションの波に押され、数が激減しているヨナグニウマですが、与那国馬保存会をはじめ地元の方々やヨナグニウマ保護活用協会の努力で頭数は微増しています。

 

ヨナグニウマの活動はこの島から始まり、今や沖縄全体に広がりつつあります。ヨナグニウマの活躍の場は、現在は沖縄本島(うみかぜホースファーム・東南植物楽園)をはじめ、久米島(久米島馬牧場)石垣島(石垣島馬広場)など、県内離島の各馬広場でも発展しています。